「終身型」・「定期型」・「家族加入」
がん保険の終身型タイプと定期型タイプ
がん保険には終身型タイプと定期型タイプがあり、がん保険の終身型タイプは、文字通り保険期間が終身というもので、保障が一生涯続く。終身型タイプは、更新しても保険料は契約時のままなので、保険料が上がるということはない。更新時に保険料がいきなり上がって困ってしまうということがないのは、安心できるだろう。
終身型がん保険のデメリットは、あらかじめ契約時から保険料が少し高めに設定されていることだが、近頃では解約時に掛金が戻ってこないタイプや、あるいは低減されたタイプで、保険料が割安となっているものも登場しているようだ。
次に定期型タイプのがん保険について、定期型のがん保険というのは、保障される期間が一定の期間となっている医療保険である。ほとんどの定期型がん保険の保証期間は10年となり、その多くは、80歳になるまでその間の健康状態にかかわらず、更新が可能である。定期型がん保険は、終身型タイプのがん保険に比べると、契約時の保険料が安く設定されていることがメリットといえる。
定期型がん保険のデメリットは、更新されるたびに保険料は上がっていくことで、長期間加入した場合の保険料の払込金額は、終身型タイプよりも高くなってしまう場合があるので注意したい。
終身型タイプと定期型タイプのこの二つのタイプを理解した上で、自分自身に合ったがん保険を選ぶ必要があるだろう。
がん保険の家族加入
がん保険について、商品によっては「家族加入」ができるプランがある。家族加入は、主な被保険者と従たる被保険者を設定して入るというもので、「家族特約」とは異なるものである。
家族型というものはひとりひとりが加入するよりも料金が安くなっているが、夫が主たる被保険者である場合は従たる被保険者の妻子は夫の保障金額の6割程度の保障額しか設定できないというものが多い。家族型は子供の多い家庭にはお得なタイプであるが、子供が少なくて家族型で加入したいと考えている場合は、主たる被保険者が死亡したり高度障害の場合の保険がどうなるか、あらかじめ確認しておく必要がある。
「家族特約」の場合、主の契約者が死亡すると消滅するが、家族型というのは保険会社によって扱いが違う。保険が消滅してしまうと、妻が病気で他の保険の加入が困難な時に困ってしまうだろう。中には保険料が免除され契約が続くものもあるが、保険料はその分高くなってしまう。しかし最近では妻子の給付割合が8割程度まで拡大した保険会社もあり、選択肢は増えてきているようだ。
他にも家族型で加入して離婚してしまった場合や被保険者が亡くなった場合、自分自身が被保険者でなければ現在の年齢の保険料で、最初から加入する必要があり、加入時点の健康状態が悪ければ、保険に入りたくても入れない場合もある。家族加入プランを選択する場合は、以上のポイントを考慮しておくべきだろう。